■会場の幅と奥行き、高さ、客席の角度などの下見を重視します。さらにイベント内容を正確にお聞きして、聴衆の耳の位置などを正しく把握して、システムのプランニングをいたします。システムプランニングが最も重要と考えます。
■プランニングは、下見と打ち合わせの正確な情報に基づき、d&bの最新の「ArrayCalc」ソフトウエアでシステムを計算します。高い周波数はもちろん、低い周波数音波までをできる限り指向制御したいからです。それにより、会場のどの位置でも、リニア-な伝搬特性で ニュートラルな音質を提供したいからです。
■スピーカーのフライングも、専用のカリュキュレーターソフトで吊りバランスを計算して、「音波の伝搬特性」と、「吊りの力学バランスといった安全性」の、二つの異なる要素を考慮したバランスのとれたプランニングをいたします。
■イベント当日、きちんとプランニングされたd&bT1シリーズを、設定すると同時に、仕込み段階で、会場の隅々まで歩き回り、反射音の様子などを実際に耳で確かめます。この時点でも安易にグラフィックEQ等を用いずに、「ArrayCalc」ソフトウエアで微調整を行います。温度や湿度も考慮に入れます。ほぼ完璧なシステム状態で当社のミキシングオペレーターに引き渡され、d&bシステムは本番を迎えます。十二分に満足のいくイベントの音響を提供いたします。 |